プレミアで躍進のアーセナル、今季はレッドカード「なし」の驚異のスタッツ

写真:Getty Images

今シーズンのプレミアリーグを2位で終えたアーセナルだが、意外なスタッツが残っていたことが話題だ。

ミケル・アルテタ監督の下、若手選手がチームを支え19年ぶりのリーグ優勝に近づいていたアーセナル。終盤に失速してしまい、2位に終わったが、7年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)の舞台に戻るなど、実りあるシーズンとなった。

88ゴールはプレミアリーグになってからクラブ史上最多の数字。勝ち点84は3位の成績と、充実したシーズンを過ごしたアーセナルだったが、驚くべきスタッツがあった。それはレッドカードの枚数だ。

なんと、今シーズンのアーセナルはシーズンを通してレッドカードをもらっていないクラブとなった。

ちなみに最多はウォルバーハンプトンの6枚。2位タイがチェルシー、クリスタル・パレス、リーズ・ユナイテッド、トッテナムの3枚となっている。優勝したマンチェスター・シティも1枚のレッドカードをもらっていた。

また、アーセナルは過去20シーズンをみても常にレッドカードをもらっており、昨季も4枚のレッドカードをもらうことに。今夏退団の噂もあるスイス代表MFグラニト・ジャカがよくもらっていたのだが、今季はアーセナルキャリア最多の9ゴールを記録するなど、大きな変化を見せたシーズンとなったようだ。

◆過去20シーズンのレッドカード枚数

2002-03:3枚

2003-04:3枚

2004-05:1枚

2005-06:2枚

2006-07:3枚

2007-08:3枚

2008-09:3枚

2009-10:1枚

2010-11:6枚

2011-12:4枚

2012-13:5枚

2013-14:4枚

2014-15:2枚

2015-16:4枚

2016-17:3枚

2017-18:2枚

2018-19:2枚

2019-20:5枚

2020-21:5枚

2021-22:4枚

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