後半に強い紫軍団 連敗脱出 “攻める” サンフレッチェ広島 vs. “守る” 湘南

明治安田生命J1リーグ第15節。サンフレッチェ広島は、湘南の固い守りを攻略して勝利。連敗を脱出し、4位に浮上しました。

5月27日(土)広島 vs. 湘南(エディオンスタジアム広島)

「安芸高田市day」で甲冑武者の行列から始まった27日(土)の試合。前節からスタメンを5人と大きく変えて、湘南を迎え撃ちました。

さっそく試合は動きます。前半13分、柏好文 のプレスにベン・カリファが連動。相手のレッドカードを誘い、人数有利に。ここからは一気にサンフレ・ペース。前半38分、柏がドリブルで運んでクロスを入れ、ベン・カリファがシュート。さらにこぼれ球に 川村拓夢 。惜しくもバーに阻まれますが、日本代表に初選出された紫の戦士が、気迫のこもったプレーを見せます。

前半だけで決定機をいくつも作りますが、湘南の固い守りでゴールまであと一歩が遠いサンフレッチェ。しかし、サンフレッチェは、後半から強いんです。

後半33分、森島のクロスを途中出場のドウグラス・ヴィエイラが落として、最後は 松本泰志 。このシュートが相手の手に当たり、PKの判定に。

蹴るのは、今シーズン、5ゴールを決めているドウグラス・ヴィエイラ。これを落ち着いて決め、ついに先制します。

試合終了間際にはピンチを迎えるものの、守護神・大迫敬介 が、シャットアウト。1点を守り切ったサンフレッチェ、公式戦での連敗を3で止めて、4位に浮上です。

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