セリエA 第37節 結果まとめ
5月27日から28日にかけて、セリエA第37節の10試合が行われた。
来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を争う3位インテルは5位アタランタとのホームゲームに挑んだ。最初のゴールが生まれたのはキックオフからわずか39秒後。ラウタロ・マルティネスのスルーパスに抜け出したロメル・ルカクがゴールを奪い、インテルが先制した。その2分後には連続シュートから最後はニコロ・バレッラがこぼれ球を押し込み、リードを広げる。アタランタも36分、CKの混戦から1点を返したが、インテルは77分にラウタロ・マルティネスが追加点。その後のアタランタの反撃を1点に抑えて3－2で勝利し、CL出場権を手にした。
4位ミランは7位ユヴェントスとアウェイで対戦。序盤はユヴェントスのペースだったが、40分にオリヴィエ・ジルーがヘディングシュートを決めて先制。これが決勝点となり、4位以内を確定させてCL出場権を手繰り寄せた。
6位ローマはフィオレンティーナと対戦。CL出場権獲得のためには負けられない試合は11分にステファン・エル・シャーラウィのゴールで先制と幸先の良いスタートを切ったが、終盤に2点を失い逆転負け。CL出場の可能性が消滅した。
サンプドリア vs サッスオーロは2－2で引き分け。サレルニターナはウディネーゼに3－2で勝利を収めている。ボローニャとのアウェイゲームに挑んだナポリは、ヴィクター・オシムヘンが2ゴールを挙げたものの、後半に2点を返され2－2の引き分け。ラツィオはクレモネーゼとホームで対戦。前半に2点を奪いながら後半に2点を返される苦しい展開だったが、試合終了間際にセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチが決勝ゴールを奪い、3－2で勝利を収めた。
残留争いでは、レッチェはモンツァに1－0で勝利し残留が確定。17位スペツィアはトリノに0－4で敗れ、勝ち点31のまま。18位ヴェローナはエンポリに1－1でドロー。降格圏を脱することはできなかったが勝ち点ではスペツィアに並び、スペツィアとヴェローナが最終節で残留をかけた戦いに挑むこととなった。
［セリエA第37節 結果］
サンプドリア 2－2 サッスオーロ
サレルニターナ 3－2 ウディネーゼ
スペツィア 0－4 トリノ
フィオレンティーナ 2－1 ローマ（試合ハイライトはこちら）
インテル 3－2 アタランタ（試合ハイライトはこちら）
ヴェローナ 1－1 エンポリ
ボローニャ 2－2 ナポリ（試合ハイライトはこちら）
モンツァ 0－1 レッチェ
ラツィオ 3－2 クレモネーゼ
ユヴェントス 0－1 ミラン（試合ハイライトはこちら）
