「普通では開かない扉を開けてもらった」細野豪志氏“空席”静岡5区支部長に 自民県連が党本部へ上申決める

<滝澤悠希キャスター>

1年近く空席になっていた自民党の静岡5区の支部長の問題がついに決着しました。

<坪内明美記者>

自民党静岡県連は5月29日、静岡5区の支部長として細野豪志衆議院議員を党本部に上申することを決めました。

静岡市葵区のホテルで29日に開かれた自民党の県連大会に姿を現したのは、静岡5区の細野豪志衆議院議員です。細野議員は2021年自民党入りし、県連大会に呼ばれたのは今回が初めてです。

大会では新たな役員が決まり、県連会長を続投することとなった城内実衆議院議員が5区の支部長の問題に触れました。

<自民党県連会長 城内実衆議院議員>

「新たな5区支部長を決めないといけない。その使命を果たすべく、現地で協議を重ねてきた」

静岡5区の支部長をめぐっては、2022年、吉川赳衆議院議員が週刊誌報道を受け、自民党を離党したことで1年近く空席の状態が続いていました。県連は、細野議員の支部長就任について静岡5区の6つの支部と協議し、了承する意向を確認できたとしています。

<自民党県連会長 城内実衆議院議員>

「細野豪志議員を改めて紹介します。細野議員には5区支部長に就任いただく予定です」

県連は大会後の総務会で、静岡5区の支部長として細野議員を党本部に上申することを決めました。

<自民党県連会長 城内実衆議院議員>

「5区支部問題が片付いたので、前進があったと思っています」

<細野豪志衆議院議員>

「私の場合は非自民で戦った期間が長かったので、普通であれば開かない扉を今回開けて頂いたと思う、本当にありがたい」

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