大型で強い台風2号（マーワー）は2023年5月31日午後8時現在、宮古島の南を1時間におよそ10キロの速さで北北東に進んでいる。今後は、沖縄の南海上を北上し、6月1日から2日にかけて沖縄地方へかなり接近する見込み。今後の予想進路や接近時期について気象庁の予報に加え、米軍合同台風警報センター(JTWC)の見方も参考にまとめた。⇒【続報】台風2号の最新状況…現在地、今後の影響は
気象庁によると31日午後8時現在の台風2号は、中心気圧965ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心から165キロ以内は風速25メートル以上の暴風、中心の南側700キロ、北側440キロ以内は風速15メートル以上の強い風が吹いている。
気象庁の進路予想
気象庁の進路予想を見ると、6月1日午後6時には那覇市（沖縄県）の南西約160キロを北北東に時速15キロで進んでいるとみられる。台風は沖縄の南を北上し、6月1日には強い勢力で宮古島に接近する見込み。その後、台風は進路を次第に東よりに変えながら進み、2日は沖縄地方にかなり接近する見込み。
台風2号は、北上するにつれ勢力を弱めるが、2日の午後3時時点では中心気圧975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速30メートル、最大瞬間風速40メートルの予報。中心から280キロ以内は暴風警戒域になっている。
米軍(JTWC)の見方は（※参考）
