大竹まこと、日本政府は難民認定申請者を「人間として見てないみたい」と持論

29日放送の『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)で、タレントの大竹まことが、日本政府は難民認定申請を行っている人々を人間だとは思っていないのではないかと語った。

番組では、参院で審議が大詰を迎えている入管法改正案についてのニュースを扱った。

この件に関して経済アナリストである森永卓郎氏は「なんかねぇ、今、日本政府は外国人労働者をどんどん入れて行こうって言ってる訳ですよ。でも難民の方は、よほど条件がそろってないとみんな追い返すっていうスタンスなんですね」と日本政府の方針について語った。

さらに森永氏は「だから労働力として役に立つヤツは使うけど、基本的に外国人に対する人権意識というのが、ないんだと思うんですよね」と入管法の改正内容や、現在の方針を見て受けたイメージについてコメント。すると大竹も「そうだよね。労働力としか見てなくて人間として見てないみたいな形だよね」と持論を語った。

改正案では、難民申請が3回目以降の人は強制送還という文言もあり、大竹は現在でも日本の難民申請の認定率が1%にもならないという事実を踏まえ「今までの入管のやり方から見てて、どの力が働いてるか分からないけど厳しいよね」と語ったのだった。

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