覚醒剤取締法違反容疑の暴力団組員らを不起訴・新潟地検

 新潟地検は5月29日、覚醒剤を密輸したとして、覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで逮捕、送検された山梨県笛吹市の稲川会系暴力団組員の無職男性(33)と新潟県上越市の無職女性(54)を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。

 新潟県警などによると、2人は1月、営利目的でミャンマーから覚醒剤を輸入したなどとして逮捕された。押収した覚醒剤は計約6.5キロで、共謀したとされる他の男女4人は既に覚醒剤取締法違反や麻薬特例法違反などの罪で起訴されている。

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