野田の小学校でノロ集団感染 児童や職員計67人に症状 千葉

 千葉県は29日、野田市の小学校でノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。1~6年生の児童64人と20~30代の職員3人の計67人が嘔吐や下痢などの症状を訴えた。重症者はいない。

 県疾病対策課によると、野田保健所の調査で、複数の児童と職員1人の便からノロウイルスが検出された。16日から一部の児童に症状が出始め、24~26日まで一部クラスで学級閉鎖した。感染原因は不明だが、食中毒ではないとみられる。

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