青森県知事選 期日前投票、過去最多10万人超 青森市除き前回上回る

 青森県選挙管理委員会は29日、知事選(6月4日投開票)について期日前投票の中間状況(28日現在)を発表した。投票者数は10万1714人で、選挙人名簿登録者数(17日現在)の9.58%に当たる。東奥日報の調べによると、知事選で期日前投票が導入された2007年以降、投票日7日前時点での投票者数、投票率はともに過去最高を更新した。

 前回19年の同時期は投票者数5万9190人、投票率5.33%だった。

 今回、市町村別に見ると、投票者数の最多は弘前市の1万5466人で、有権者の1割超が既に票を投じた。

 投票率は39市町村で前回を上回り、風間浦村(22.62%)、むつ市(21.74%)、中泊町(21.33%)で2割を超えた。最も低かったのは五戸町で1.88%だった。

 唯一、前回を下回ったのが青森市で5.66%(19年同時期6.53%)。知事選と同日選の市長選が28日に告示されたばかりで、集計時点では市長選の期日前投票がまだ始まっていなかった。

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