ヤンキース3連勝 ジャッジが2発で本塁打王争い独走態勢に突入

【ヤンキース10-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

ヤンキースは3回表にアーロン・ジャッジの16号2ランで勝ち越しに成功すると、その後も得点を重ね、マリナーズの新人右腕ブライス・ミラーをノックアウト。敵地でのマリナーズ3連戦の初戦を10対4で制し、連勝を3に伸ばした。ヤンキース先発のドミンゴ・ヘルマンは7回途中7安打4失点ながら打線の援護に恵まれて3勝目(3敗)をマーク。デビューからの5先発で防御率1.15と好投を続けてきたミラーは5回途中11安打8失点で2敗目(3勝)を喫した。

ヤンキースを勝利に導いたのは定位置の「2番・右翼」でスタメン出場した主砲のバットだった。1対1の同点で迎えた3回表に16号勝ち越し2ランを放つと、5回表には無死1塁から二塁打を放ってチャンスを広げ、追加点のお膳立て。6回表には17号ソロを放ち、今季4度目のマルチ本塁打を達成した。2本塁打を含む4打数3安打3打点1四球の大活躍で、8回裏にはテオスカー・ヘルナンデスの本塁打性の大飛球を好捕するオマケつき。敵地にもかかわらず、球場内には「MVP」のチャントが鳴り響いた。

右股関節を痛め、4月下旬から10日ほど戦列を離れたジャッジだが、戦列復帰後は19試合で打率.357、11本塁打、24打点と絶好調。アメリカン・リーグの本塁打王争いでは2位のヨーダン・アルバレス(アストロズ)とアドリス・ガルシア(レンジャーズ)に3本差をつけ、独走態勢を築きつつある。昨季はア・リーグ新記録の62本塁打でMVPを受賞。現在の好調を維持できれば、大谷翔平(エンゼルス)を抑えての2年連続MVPも夢ではないかもしれない。

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