“緑のカーテン”で地球温暖化防止 ゴーヤの苗寄贈 千葉・船橋市

“緑のカーテン”で地球温暖化防止 船橋市にゴーヤの苗寄贈

 “緑のカーテン”を通して、子どもたちに地球温暖化について関心を高めてもらおうと、千葉県船橋市にゴーヤの苗が贈られました。

 船橋市東町の総合教育センターで行われた寄贈式では、県内の造園業などの32社で構成される、日本造園建設業協会千葉県支部の伊藤高広支部長から船橋市に、ゴーヤの苗200株が寄贈されました。

 この寄贈は、船橋市が推進する地球温暖化対策の取組みのひとつとして、2011年から毎年行われているもので、成長したゴーヤが、窓をカーテンのように覆うことで、部屋の温度を下げて、エアコンの電力消費を抑えCO2の排出量を減らすことなどを目的としています。

 船橋市によりますと、寄贈されたゴーヤの苗は、市内の小・中学校や特別支援学校あわせて25校に配布されるということで、市の担当者は「身近な温暖化対策として、子どもたちが環境問題を考えるきっかけになってほしい」と話しています。

日本造園建設業協会 千葉県支部 伊藤高広 支部長
「緑のカーテンとして暑さ対策、地球温暖化対策になれば良いかなと思って。植木を育てる、成長させる楽しみを、お子様に学んでいただきたい気持ちもあり寄贈した」

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