写真:Getty Images
ローマに所属するなでしこジャパンのDF南萌華がユベントス戦でゴールを挙げた。
女子セリエA上位プレーオフ最終節が27日に行われ、ローマはユベントスとアウェイで対戦。先発起用された南はフル出場を果たし、今季リーグ戦2得点目をマークしている。
すでにローマの優勝が決定し、ユベントスもUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場権内の2位が確定している状況で迎えた最終戦。試合前にはユベントスの選手がガード・オブ・オナーでローマを迎える和やかな場面も見られたが、ゲームではホームで負けるわけにはいかないビアンコネレが54分までに4点のリードを奪った。
ビハインドで迎えた70分、ローマは壁に当たったFKのこぼれ球をベネデッタ・グリオナが自ら回収し、右サイドの深い位置からクロス。ニアの南が面を作った右足での丁寧なボレーで合わせ、1点を返した。
その後は両チームが1点ずつを加え、ローマは5-2で敗戦。今季から完全プロ化したリーグ戦を22勝1分け3敗という成績で終えた。南は新天地の1年目でリーグ戦25試合出場2得点という数字を残した。
なお、チームは6月4日に女子コッパ・イタリア決勝でユベントスとの再戦が控えており、勝利すればスーペル・コッパ、女子セリエAに続く3冠達成となる。