橿原神宮前でおいしいスイーツを巡ります！緑色のクレープの正体はよもぎ？！目の前でしぼってくれるモンブランも必見です♪

毎週月～金曜日ゆうがた５時３０分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ！」では「ここナラいいよね」と題して、リポーターの西上さんが「ここやったら行ってみたらいいやんかぁ」と思うオススメスポットを独自の目線で紹介します！

※この記事は5月26日（金）に放送された内容です。

今回はとってもおいしいスイーツがたくさんあると噂の橿原神宮前駅で街ブラです。　まずは、駅から東のほうへ歩いていくとクレープののぼりが。

ここ、「Cafe梛の森」さんはオープンして５年目。クレープに携わって１３年、オーナーの森本さんが一人で切り盛りされているお店で、カフェ形式のこだわりたっぷりのクレープ屋さんです。

注文しようとメニューを見るとびっくり、普通のクレープ・アイス入り・雪見だいふく・ミルクレープが通常とハーフに分かれており、全５枚にわたって書かれています。メニューの裏面にはセットメニューも書かれており、どれにしようか迷ってしまいます。決められないのですべてお任せで注文してみました。

Cafe梛の森さんはオーダーを受けてから１から焼いていくので、いつでも出来立てが楽しめるのがポイントです。クレープといえば少しきつね色になるくらい熱された生地が多いですが、鉄板に乗せて火を通し、焦げ色がつかないくらいで引き揚げられます。

オーナー・森本　晋也
「焼き方にこだわりがあります。普通のクレープ屋さんとちょっと違うんで、食感がかなりもちもちです。」

少し待つとできたのは大きなミルクレープです。何層にも重ねたミルクレープは、ボリュームたっぷりです。

生地がとってももちもちで、ナイフがはじかれそうなくらいの弾力が伝わってきます。食べ応えも抜群です。他にもフルーツを挟んだミルクレープもあり、バナナやイチゴで厚みが増えるのでさらに倍くらいの大きさになるとか。

さらに、東吉野産のよもぎを使用した「よもぎクレープ」を頂きました。緑色のクレープといえば抹茶をイメージしますがよもぎは珍しいですね！また、クレープといえば巻かれているイメージですが、店内での場合はお皿に生地が畳まれていて、その上にトッピングが乗った状態で出てきます。今回はあんこと生クリーム、きなこでいただきます。

東吉野に住んでいる方からのアドバイスを受けながら作ったというだけあって、よもぎの味がとっても濃厚です。よもぎとあんことクリームがベストマッチでなかなかない和風クレープになっています。見た目もきれいで新しい食感、一味違うおいしさを堪能させていただきました。

Cafe梛の森さんを後にして駅のほうに戻ると、またまたおいしそうなお店を発見しました。和栗モンブランの専門店「奈栗屋」さんです。

一見、テイクアウト用の店舗にも見えますが、その横に入り口があり、店内での飲食も。中にお邪魔させていただくと、広々とした店内で落ち着きのある空間です。

２０２２年の９月にオープンされたという奈栗屋さん。オーナーの方からお話を伺いました。

オーナー・木村　夢さん
「地元が橿原で、ずっとすし職人をしていました。お寿司屋さんもありますが、大好きなスイーツを食べたい一心で、別事業としてスイーツの展開を広げていってます。」

さっそくモンブランを注文すると、座席に届いたのは謎の機械です。なんと、機械で和栗１００％のペーストを１ｍｍの糸状に絞りだすのが目の前で見られます！

しぼりたてのマロンクリームの上に栗と銀箔を乗せて、「高級熊本和栗モンブラン」の完成です。

１ｍｍという細さのクリームが柔らかくて繊細ですが、途中でザクッとした感覚が！その正体はメレンゲクッキーで、さらに中には生クリームがたっぷり。一口頬張ると、とろけるような滑らかさです。甘すぎず、栗の風味がしっかりしています。メレンゲクッキーの食感が楽しく、最後まで楽しめます。

さらに、これからの季節の楽しみといえばかき氷。モンブラン専門店ならではのかき氷ということで、インパクト抜群！イチゴ味のついたピンクのマロンクリームにホイップクリーム、栗と白玉がちょこんと乗った「モンブランかき氷苺」です。

マロンクリームをホイップと一緒にすくっていただきます。ふわふわの氷に濃厚なマロンクリーム、いちご味もしっかりしてとってもおいしいです。

オーナー・木村　夢さん
「系列店で使用している自家製のイチゴソースを使用しています。」

そのソースをたっぷりかけても良し。練乳をかけて味変も楽しめます。かき氷の中にはフローズンのイチゴが忍ばせてあり、最後までたっぷりイチゴを堪能できる逸品です。

みなさんも橿原神宮に参拝された際には、ぜひおいしいスイーツも堪能してみては？

※この記事は取材当時の情報です。