炭酸入り日本酒を日本盛が発売 1杯目の定番に!「JAPAN SODA」こってり料理にも相性抜群

唐揚げやギョーザにも合うよう仕上げた日本盛の「JAPAN SODA」(同社提供)

 清酒大手の日本盛(兵庫県西宮市)は、日本酒をベースに、炭酸ですっきりとした後味の「JAPAN SODA」を発売した。若者は1、2杯で飲酒を終えるとのデータから、1杯目に選んでもらえるようアルコール度数や甘さを抑え、唐揚げやギョーザにも合うように仕上げた。

 厚生労働省の国民健康栄養調査によると、20~40代の1日当たりの飲酒量は女性の9割、男性も8割が1~2杯程度。「日本酒は数杯目から」とのイメージから脱却しようと、炭酸やアルコールを抑え、こってりとした食事に合う商品を目指して開発した。

 新商品は、日本酒と同じく国産米と米こうじで醸しながら、アルコール度数は半分程度の7度以上8度未満。手軽に飲んでもらおうと、小容量の180ミリリットルボトル缶入りとした。

 同社は「日本酒に合わないとされてきた味の濃い料理とも相性抜群。1、2杯目の新定番に育てたい」とPRする。参考小売価格284円。全国のスーパーやコンビニなどで扱う。(大盛周平)

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