SL銀河、黒光りする車体忠実に再現 木製おもちゃ販売

SL銀河を手のひらサイズで再現したモクトレイン

 花巻市花城町の小友木材店(小友康広社長)は、6月で運行を終えるJR釜石線の観光列車「SL銀河」をかたどった木製おもちゃ「モクトレイン」を製作し、販売を始めた。手のひらサイズで、黒光りする蒸気機関車の車体や宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をテーマにした客車の外装など「本物」を忠実に再現した。

 モクトレインは「3両編成」で、磁石で連結。1両は高さ4.7センチ、幅2.5センチ、全長7センチ。車輪部分は回転し、手動で走らせて遊ぶことができる。先頭車両に掲げられたプレート「C58 239」の文字や、青色に星座がちりばめられ夜空を連想させる客車のデザインなど細かい部分まで実物そっくりだ。

 1セット3300円。商品は同市上町のマルカンビル(水曜休館)1階のミュージアムショップのほか、小友木材店のオンラインストアからも購入できる。

 問い合わせは同ビル内の花巻おもちゃ美術館(080.9257.7987)へ。

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