都知事出張費「度が過ぎる」 林文子横浜市長

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 東京都の舛添要一知事の高額な海外出張費が指摘される中、神奈川県横浜市の林文子市長は12日の会見で、今月のドイツ出張費が職員9人分と合わせて約870万円だったことを明らかにした。

 出張は2〜7日の4泊6日の行程。フランクフルト市で、来年横浜市で開催されるアジア開発銀行年次総会の引き継ぎセレモニー、セミナーでのスピーチ、フランクフルト市長との会談、日本人国際学校の訪問などをこなした。

 林市長は飛行機の往路でビジネスクラス、復路でファーストクラスを使用。市規則で市長は「(利用する飛行機の)最上級の運賃」と規定されている。

 林市長は舛添知事の約5千万円のパリ・ロンドン出張費などの宿泊費について「度が過ぎている。基礎自治体としては考えられない」と言及。ファーストクラスの利用については「必要であれば使わせていただくが、中国や韓国など近いところなら必要ない」と説明した。

 一方、70歳という自身の年齢や2年前の長期入院にも触れ「市長の仕事は本当に激務。ぜいたくだという指摘は違うと思う。身を粉にして働いて批判を受けるのは切ない」と漏らした。