〈動画あり〉楽しみ学ぶアソボール ソフトボール元代表監督・宇津木妙子さんら指導 上越市で

 野球やソフトボールに似た未就学児向けの遊び「ASOBALL(アソボール)」の体験イベントが30日、上越市のこども園や保育園で開かれた。日本ソフトボール協会副会長で、元日本代表監督の宇津木妙子さん(70)らが来園し、園児に遊び方を指導した。

宇津木さん(左)がボールの投げ方などを指導。園児は夢中になって楽しんだ

 アソボールはスポンジ製のボールとバットを使い、「投げる」「捕る」「打つ」などの動作を楽しむ。日本ソフトボール協会が普及活動を行っており、宇津木さんが全国を回って魅力を伝えている。
 上越で体験イベントが行われるのは5年ぶり。たちばな春日認定こども園、つちはし保育園、南川保育園で行われた。宇津木さんとJDリーグ太陽誘電ソルフィーユ元選手の3人が講師を務めた。
 たちばな春日認定こども園では年長児53人が体験。ボールを握ることから始め、キャッチボールやティーバッティングなどを行った。阿部風騎ちゃんは「打つのが楽しかった。また遊びたい」と話した。
 体験会に使った道具は園に寄贈。宇津木さんは「子どもたちは明るく元気。アソボールを通じて投げる、捕るなどの動作や空間認知能力、相手とのコミュニケーションを学んでほしい」と語った。

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