ロボット使ったプログラミング教室 「ルンバ」販売する企業が開催 広島

小学校のほかにも中学・高校と必修化が進んでいる「プログラミング」。授業内容など教育現場では先生からも不安の声が上がるなど課題もあります。そんな中、ロボット掃除機の「ルンバ」で有名なアイロボットジャパンが子どもを対象にしたプログラミング教室を開きました。

この教室は子どもたちにプログラミングに興味を持ってもらい将来のシステムエンジニアを育成することを目的に開かれました。

参加した子どもたちは、ロボットに目標を達成させるため「進め」や「曲がれ」さらには「光る」「絵を描く」などといったプログラムを送り、動かします。

アイロボットジャパン 平野智士さん「ロボットを実際に使って、もっと自分の作ったものがどう動くかというのを実際に体験してもらえれば、もっと理解が深まる」

プログラミング教育は2020年度に小学校で、その後、中学高校と1年ごとに必修化されています。

アイロボットジャパンによりますと、授業内容が具体的に決まっていないため、必修化が進む中でも小学校の教師らから混乱や不安の声があがっているということです。

中学1年生「(小学校のころの授業で)ボタンを押したら前に進むとかを自分たちで作ってそれでサッカーをしました。(プログラミング教室は)難しかったけどけっこう楽しかったです。操作して成功したらうれしいです」

教室で使われているプログラミングロボット「Root」は小学校などの教育現場でも活躍しているということです。

参加者の保護者「親としてどういうふうに教えていいかがわからないので、こうやって遊びながら体験しながらできるのはすごくいい貴重な機会だと思う」

「今の親世代(プログラミングは)わからないことだらけなんですけど、実際に見て子どもと一緒に勉強できたらいい」

アイロボットジャパンが開くプログラミング教室は今回の広島を皮切りに東京や大阪など全国6カ所で開かれます。

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