自民党・三谷英弘衆院議員登場!岸田首相襲撃の瞬間に見た光景とは?その後の岸田首相の行動とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年5月29日に公開された動画ではゲストに自民党衆院議員の三谷英弘氏をお招きし、岸田首相襲撃事件について語っていただきました。

事件発生直後の岸田首相の驚きの言動とは?

【このトピックのポイント】
・爆発物が飛んできた時、最初は爆発物だとわからなかった
・事件直後、岸田首相は落ち着いた様子で演説続行を決定した
・街頭演説の安全対策は永遠の課題

三谷氏のプロフィールは以下の通りです。

2006年から2年間をアメリカ西海岸で過ごした三谷氏。大統領選挙を通して社会が変わっていく空気を感じたことと、法律の枠のなかでしか仕事ができないという弁護士の限界を感じたことが政治家を目指すきっかけになったとのことです。

今回は以下の質問からピックアップして三谷氏に回答していただきました。

岸田首相襲撃 目の前で何が?

2023年4月に起こった和歌山での岸田首相襲撃事件。三谷氏は自民党の遊説局長として岸田首相に同行していました。

海産物を試食した後、岸田首相が演説台に向かうところで「ゴトンと何かが飛んできた」と三谷氏。「爆弾だったんですけど……爆弾だってわからないんですよね」と当時の状況を振り返りました。

MC乙武洋匡「そういう発想が生まれないですよね」

筒状のものが飛んできてすぐSPが退避行動を取ったため、三谷氏たちはわけも分からないまま避難。しばらくしてから爆発が起こり、1メートルほどのオレンジ色の火柱が上がりました。三谷氏はそのときに初めて「すごいことが起きた」と感じたとのことです。

爆発の際には破片が100メートル以上先まで飛散したことがわかっており、重傷者あるいは死者が出ていてもおかしくありませんでした。また、爆発物は岸田首相のすぐ足元まで飛んできており、もしすぐに爆発していたら最悪の事態になっていたかもしれません。

SPに促され避難した後、岸田首相は車に乗り込み爆発とほぼ同時に発車。三谷氏は後から和歌山県警に向かい岸田首相と合流したとのことです。

合流後、三谷氏含め周囲はその日の演説を全て中止する流れになりつつありました。しかし、岸田首相は和歌山県警の本部長の部屋で「これ選挙だから。やろう」と落ち着いた様子で演説の続行を決めたとのこと。

どちらかと言えば優しく柔らかな印象を受ける岸田首相が、警察からリスクを説明されても動じることなく演説続行を決定。その場で方針を示し指示を出す様子に、三谷氏は「国を率いる人ってこうなんだな」と衝撃を受けたようです。

この事件を受けて、遊説局長である三谷氏は組織運動本部長と選挙対策本部長に上申書を提出。同様の事件が起こらないように、街宣車の上など警備しやすい形での選挙運動を改めて徹底するよう求めたとのことです。

一方で、遊説においては有権者とできるだけ近い距離でコミュニケーションをとりたいという「政治家の性」にも言及。千葉5区補選の最終日、岸田首相は数千人の聴衆の中に入りたい気持ちがあったものの、車の中から手を振るということでおさめてもらったとのこと。

聴衆の手荷物検査といった対策も考えられますが、街頭演説のような開かれた場で徹底することは困難を極めます。有権者とのコミュニケーションと政治家の安全を両立することについて三谷氏は「永遠の課題だと思います」と締めくくりました。

動画本編はこちら!

岸田首相襲撃事件で三谷氏が衝撃を受けた首相の言動とは?

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