千葉県市川市は5月30日、0歳から2歳までの第2子以降の保育料について、所得制限を設けずに無償化する方針を発表しました。
これは、市川市の田中甲市長が30日の記者会見で明らかにしたもので、市内の子どもが2人以上いる家庭について、0歳から2歳までの第2子以降の保育料を所得制限を設けずに無償化します。
2023年10月から実施予定で、市は関連する予算案を6月9日から始まる市議会に提案します。
無償化の対象はおよそ2300人で、市は年間およそ6億円の費用を見込んでいます。
市によりますと、0歳から2歳の第2子以降の保育料の無償化は、千葉県内の市では初めてとみられます。
田中市長は会見で、「子育てしやすい街と感じてもらえるような施策を推進していく」と述べました。
第2子の保育料は現在、国が半分を補助し、保護者は残り半分を負担しています。