米人気歌手 自身より芸能界で成功した弟を嫉妬し涙「自分がやりたかった」

歌手のジョー・ジョナス(33)は弟のニック・ジョナスがオーディション番組『ザ・ヴォイス』の審査員に抜擢された際、嫉妬の涙を流したことを明かした。5月上旬に6枚目のスタジオアルバム『ザ・アルバム』をリリースしたジョナス・ブラザーズの次男ジョーは、三男ニック(30)、長男ケビン・ジョナス(35)とポッドキャスト番組『アームチェア・エキスパート・ウィズ・ダックス・シェパード』に出演。2019年3月にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでフリートウッド・マックの『ランドスライド』の演奏を見ていた際に、そのニュースを耳にしたという。

ジョーはこう話す。「最も絵になる場所、(マディソン・スクエア・ガーデンでの)フリートウッド・マックのライブで、彼らが『ランドスライド』を演奏しているときに、ニックが『ザ・ヴォイス』の審査員になることを知ったんだ。『ランドスライド』を聴きながら、うらやましくて涙が出たよ。もちろん、『彼のためにとても嬉しいけど、あれは自分がやりたかった』って、落ち込んだ気持ちにもなったよ!」

ジョーは2018年に1シーズンだけオーストラリア版の『ザ・ヴォイス』でコーチを務めた一方、ニックはアリアナ・グランデと交代するまで、同番組のシリーズ18と20でボイスコーチとして活躍していた。

更にニックは、ジョーと『ウィキッド』の同じ役のオーディションを受けたことを明かし、スポーツやその他のことでは競争心があるものの、キャリアに関しては最終的にお互いをサポートし合っていると語った。そしてジョーもそれに同意。『ウィキッド』のオーディションについて「ああ、僕たちは言ったんだ。『あそこに行ってやり遂げろ。僕らの誰かでないとダメなんだ』って。とはいえ、連絡は来なかったけど」と続けた。

またケビンは数年前に同グループが解散する中、ニックとジョーがソロ活動に乗り出した際に多少の嫉妬を感じたものの、「僕たちはいつも、ジョナスという名字の人に勝ってほしいと言っている。それが僕らの目標なんだ」と語った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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