元蘭代表FWプロメスが麻薬密輸容疑で起訴…いとこに対する過失致死傷容疑に続く不祥事に

写真:Getty Images

スパルタク・モスクワの元オランダ代表FWクインシー・プロメス(31)が、麻薬取引に関与した容疑でオランダで起訴された。『ロイター通信』が伝えている。

オランダの検察当局の発表によると、プロメスは2020年に同い年のオランダ人男性と共に、1360キロのコカインを2回の輸送でオランダあるいはベルギーに密輸した事件に関与した疑いがあるという。

そして、週明けの月曜日には予備公聴会が行われる予定だが、プロメスはスパルタク・モスクワの契約上の義務により、出席を見送り弁護士が代理として参加することになる見込みだという。

なお、プロメスは今回の事件以外に、2020年7月にアムステルダム郊外のアブクードで開いた家族パーティーで、口論となったいとこのヒザを刺し、過失致死傷および暴行未遂の容疑で起訴されていた。

プロメスはこの事件に関して関与を否定していたが、これまでアヤックスやセビージャにも在籍し、オランダ代表として通算50試合に出場していたアタッカーは再び素行問題でスポットライトを浴びることになった。

© 株式会社シーソーゲーム