日本時間6月5日の最終節でシーズンを終える2022-23シーズンのラ・リーガ。
久保建英が所属するレアル・ソシエダはすでに4位を確定させており、来季のCL出場も決定している。
そうしたなか、『The Athletic』は、リーガの年間ベストイレブンを選出。久保は4-3-3の右インサイドハーフとして選ばれた。
今季の久保は34試合で9ゴール7アシストをマーク。リーガの日本人シーズン最多得点記録を樹立するなどキャリアハイのパフォーマンスを見せつけた。
久保を含めた11人の面子とは…。
GK:マーク=アンドレ・テアシュテーゲン(バルセロナ)
今季37試合出場、クリーンシート26回、失点は17
RB:ロナルド・アラウホ(バルセロナ)
今季22試合出場、2アシスト
CB:エデル・ミリトン(レアル・マドリー)
今季32試合出場、5ゴール
CB:アンドレアス・クリステンセン(バルセロナ)
今季22試合出場、1ゴール1アシスト
LB:アレハンドロ・バルデ(バルセロナ)
今季33試合出場、1ゴール6アシスト
DM:フレンキー・デヨング(バルセロナ)
今季32試合出場、2ゴール4アシスト
CH:久保(レアル・ソシエダ)
今季34試合出場、9ゴール7アシスト
CH:ペドリ(バルセロナ)
今季26試合出場、6ゴール1アシスト
RW:アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)
今季37試合出場、15ゴール14アシスト
FW:ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
今季33試合出場、23ゴール7アシスト
LW:ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)
今季32試合出場、10ゴール9アシスト
優勝したバルサから実に7人が選ばれている。
年間MVPにも、鉄壁の守備陣を支えた守護神テアシュテーゲンを選出。その理由をこう綴っている。
「ほとんどの違いを生み出す選手は、前線でプレーし、シーズンに最低でも20ゴールを決める傾向にある。
バルセロナのようなポゼッション重視のチームでは、中盤の選手が最も重要な役割を果たすと考えるかもしれない。
だが、今季のリーガでテアシュテーゲン以上の活躍はなかった。
バルサが4年ぶりのタイトルを獲得したとき、このドイツ人GKは驚異的なキャンペーンを展開。この31歳はこれまで37試合でわずか17失点しか喫していないが、そのうちの4失点は優勝した後だ。欧州5大リーグで失点がこれ以下のGKはいない。
テアシュテーゲンは低迷した2021-22シーズンを経て、真のエリートGKであることを再認識させた。それを認め合おう」
彼を含めたバルサの選手たちはリーガ最終節後に来日し、6月6日(火曜)にヴィッセル神戸との親善試合を行う予定だ。
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なお、海外ファンの間では、久保のインサイドハーフとアラウホの右サイドバック、そして、ミリトンの選出などが話題になっている。