グアルディオラ監督が4度目のプレミアリーグ年間最優秀監督賞受賞、ヴェンゲル&モウリーニョを抜き単独2位に…シティは個人賞3冠

写真:Getty Images

プレミアリーグは30日、2022-23シーズンの年間最優秀監督賞を発表。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が選出された。

グアルディオラ監督は、過去にタイトルを獲得した2017-18、2018-19、2020-21シーズンにも同賞を受賞しており、今回が4度目の受賞となった。

グアルディオラ監督は今回の受賞にコメントしている。

「とても嬉しい。信じられないほどの名誉だ。来シーズン、このリーグにできる限りの威厳を与えるために、再び戦うことを約束する」

年間最優秀監督賞は、かつてマンチェスター・ユナイテッドを指揮していたサー・アレックス・ファーガソン氏が11度という驚異的な受賞回数を誇る中、かつてアーセナルを率いたアーセン・ヴェンゲル氏、チェルシー、トッテナムで指揮したジョゼ・モウリーニョ監督(ローマ監督)が3度受賞。グアルディオラ監督は、2位タイだったが、単独で2位に浮上することとなった。

リーグ3連覇を目指したシティだったが、今シーズンはかつてシティでコーチを務めたミケル・アルテタ監督率いるアーセナルに長らく首位の座を渡すことに。その期間は実に248日間となったが、順調に勝ち点を積み上げると、最後に追い抜くことに成功。見事に3連覇を達成した。

なお、シティは、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝に駒を進めており、トレブル(3冠)の可能性を残している。

今回の最優秀監督候補には、グアルディオラ監督の他、アルテタ監督、ロベルト・デ・ゼルビ監督(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)、ウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)、エディ・ハウ監督(ニューカッスル)、マルコ・シウバ監督(フルアム)も候補に挙がっていた。

ちなみに、シティでは年間最優秀若手選手と年間最優秀選手をノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが史上初の同時受賞しており、3つ目の個人賞となった。

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