【フィリーズ０－２メッツ】＠シティ・フィールド
２連敗中で勝率５割のメッツは、４回裏にフランシスコ・リンドーアの10号ソロで先制すると、先発の千賀滉大が７回無失点の快投を披露。リリーフ陣もフィリーズ打線の反撃を許さず、２対０の完封リレーで貯金復活となった。千賀は５勝目（３敗）をマークし、メッツ３番手のデービッド・ロバートソンが９セーブ目を記録。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスは７回途中２失点の好投も２敗目（０勝）となった。
なかなか波に乗り切れず、再び借金生活転落の危機を迎えていたメッツを千賀が救った。立ち上がりから２イニングで１人のランナーも許さず３奪三振と抜群の滑り出しを見せると、４回表にはセンターのブランドン・ニモがホームラン性の打球をキャッチするなど守備陣も千賀を盛り立てる。すると４回裏にはリンドーアの一発が飛び出しメッツに待望の先制点が生まれた。
リードをもらった千賀はさらに調子を上げ、５回以降の３イニングは一人のランナーも許さず６奪三振とフィリーズ打線を寄せ付けなかった。結局千賀は７回100球を投げて被安打１、与四球０、奪三振９と圧巻の投球。チームも７回裏に追加点を挙げると、アダム・オッタビーノ、ロバートソンとつないで完封リレーを決めた。この好投で今季の千賀の防御率は3.94から3.44まで向上している。
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