腰を痛めたヌートバーがスタメンを外れる 次カードで復帰見込み

日本時間5月31日、カージナルスはロイヤルズとの「I-70シリーズ」2連戦の2戦目を戦っているが、前日の試合で腰を痛めて途中交代したラーズ・ヌートバーはスタメンを外れた。カージナルスのオリバー・マーモル監督によると、腰の状態は深刻なものではなく、故障者リスト入りの予定はない模様。カージナルスはロイヤルズ2連戦を終えたあと、2日連続で試合がないため、ヌートバーには3日間の休養が与えられることになり、次カードのパイレーツ3連戦から復帰できる見込みとなっている。

侍ジャパンの一員としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝に貢献したヌートバーは、開幕戦で指を痛めて2週間ほど戦列を離れたものの、復帰後はレギュラーとしてコンスタントに出場。今季ここまで42試合に出場して打率.266、4本塁打、21打点、5盗塁、出塁率.380、OPS.770をマークしている。ヌートバーは日本時間5月30日のロイヤルズ戦、3回表先頭のニック・プラットの右中間への二塁打を追いかけた際に腰の痛みを訴えてオスカー・メルカドと交代。関係者によると、ヌートバーはこの打球を追いかけた際に負傷したのではなく、2回表先頭のマイケル・マッシーのセンター後方への大飛球を好捕してフェンスに腰をぶつけた際に負傷した可能性が高いという。

今季のカージナルスは「外野手の層が厚い」と評価され、3つのポジションを5~6人の外野手が争うような状況でスタートしたが、有望株ジョーダン・ウォーカーはマイナー降格となり、タイラー・オニールとディラン・カールソンは故障者リスト入り。現在は外野手が足りなくなり、内野守備の名手であるトミー・エドマンを外野で起用せざるを得なくなっている。そうしたチーム状況であるだけに、ヌートバーまで離脱するような事態になれば、チームにとっては大きな痛手。ヌートバーが軽傷で済みそうなのは朗報と言えそうだ。

The post 腰を痛めたヌートバーがスタメンを外れる 次カードで復帰見込み first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.