スタローンも認めた監督が「令和の巨大ザメ」に託したメッセージとは?『ブラック・デーモン 絶体絶命』にサメ好き著名人からも絶賛コメント

イラスト:アリムラモハ 『ブラック・デーモン 絶体絶命』© 2023. Black Demon Movie, LLC. All rights reserved.

スタローンも認めた!? 超巨大サメ映画

爆発寸前の油田に取り残された家族 VS 伝説の超巨大ザメという極限状態を描くサバイバル・スリラー『ブラック・デーモン 絶体絶命』が2023年6月2日(金)に全国公開となる。

このたび、あのシルベスター・スタローンにも才能を認められたエイドリアン・グランバーグ監督が、本作に込めた思いを明かすコメントが公開。さらに、サメ好きで知られる著名人からの絶賛コメントも到着した。

巨大ザメ=アステカ神の使者

アメリカ出身のエイドリアン・グランバーグ監督は、ラッセル・クロウ主演の『マスター・アンド・コマンダー』や、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』などで助監督としてアクション映画の経験を積み、メル・ギブソン主演の『キック・オーバー』を共同執筆し監督を務めた。2019年には『ランボー』シリーズの最新作『ランボー ラスト・ブラッド』の監督を務め、シルベスター・スタローンもその手腕を認めている。

アクション作品の監督として着々と地位を築いてきた彼が、3本目の長編映画として挑むのが『ブラック・デーモン 絶体絶命』。メキシコに語り継がれる伝説の巨大ザメを題材にした海洋パニック・スリラーだ。

自然破壊の報復者として君臨する“ブラック・デーモン”は、これまでのサメ映画で描かれてきたものとは一線を画す。グランバーグ監督は、「本作で私たちは、ある家族が結束して存亡の危機を乗り切るという物語を描こうとしました。しかし、それ以上に、私たちがいかに地球を酷使し、このような予断を許さない状況に置かれたかを描いた映画でもあります」と語る。

また、自然の恩恵を受けながらも環境破壊を繰り返してきた人間に対し問題提起しながらも、「ブラック・デーモンは、トラロック(アステカの雨と豊穣の神)の代理として行動する使者で、人間の欲望と欲求によって荒れ果てた海を再生させます。この映画の核となるのは、まさにこの“誰が正しいのか”“誰が悪いのか”という緊張感なのです。映画を楽しんで、少しでも何かを受け取ってもらえたら嬉しいです」と映画に込めた思いを明かしている。

サメ映画を知り尽くした著名人から絶賛コメント&イラスト到着

中野ダンキチ(サメンテーター)
サメ映画王道の恐怖&パニック系…かと思いきや恐怖の質が全く違う。
そこにあるのはホラー作のような不気味な空気感。
他に無い刺激がほとばしるサメ映画に出会えたことに大感激!
ありがとうございます!

サメ映画ルーキー(日本サメ映画学会会長)
油田のように新たなアイデアが湧き出るサメ映画のニューカマーは民間伝承オカルト系メガロドン!逃げ場無し、武器も無し、助けを求める手段も無し!爆発するのは人か!?サメか!?超巨大ザメとの死闘を見逃すな!

戸松遥(声優)
さすがです!サメ映画好きには大好物なシーンがたくさんありますし、サメ映画初心者の方にもオススメのサメ映画だと思います。サメ映画はやはりこうでなくては!と思わされるシーン盛りだくさんです。個人的には某お菓子が出てくるカットが大好きです!笑

前田有一(映画評論家)
絶海の石油リグなんぞに妻子と訪れたのが運の付き。冗談みたいな巨大サメに襲われ、船は一瞬で海の底。ケータイ圏外、施設は崩壊。一見サメ映画の定番フルコースに見えて……何かがおかしいゾ!

尾﨑一男(映画評論家・ライター)
今や空を飛び、タコと超合体するのが正道と化した、海洋パニック映画のサメたち。だが、こいつは自然破壊の復讐者として人類に警鐘を鳴らす、思考を放棄させない同ジャンルの良心だ。フッフッフ、表向きはね。

アリムラモハ(イラストレーター)
崩壊寸前の油田に取り残された家族!海には巨大ザメ!特大ピンチの盛り合わせに手に汗にぎりました。

上出遼平(ディレクター)
この時代に、誰がどのような目的でこんな映画を作ろうと思ったのか。
あまりにも不思議で最後まで目が離せなかった。
「黒い悪魔」——絶対に観てはならない。

人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
水中に時限爆弾!リグは崩壊寸前!あらゆる危機が待ち受けるが、何よりヤツが一番怖い!!このメガロドンは、ただ喰らうだけでなく絶望を与える。その姿はまさに海神。頂点捕食者の恐ろしさを骨の髄まで味わえる作品だ。

『ブラック・デーモン 絶体絶命』は2023年6月2日(金)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー、池袋シネマ・ロサほか全国公開

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