環境問題啓発に寄与 GLECと連携協定 茨城県測量・建設コンサル協

連携協力に関する協定を結んだ戸嶋浩明機構長(左)と佐藤清一会長=水戸市文京

互いの知的・人的資源を活用し、環境問題の啓発と解決、持続可能な地域社会の発展に寄与しようと、茨城大学地球・地域環境共創機構(GLEC)と茨城県測量・建設コンサルタント協会は30日、連携協力に関する協定を結んだ。

両者は協定に基づき、研究交流と共同研究の推進をはじめ、地域環境問題や防災の知識・技術の啓発、普及などに務める。

同大で開かれた締結式では、同機構の戸嶋浩明機構長と佐藤清一同協会会長が協定書に署名を交わした。式典後、関係者らはキックオフミーティングを開き、今後の連携や実施予定の中学生防災講座などについて打ち合わせた。

佐藤会長は「地域社会の持続的発展に向け、茨城大と共に貢献していく」とあいさつ。戸嶋機構長は「地域についてがメインになってくるが、世界的にも展開できるような研究ができるよう連携していく」と話した。

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