東証、午前終値は3万0976円 反落、一時400円近く値下がり

東京証券取引所

 31日午前の東京株式市場は、当面の利益を確保するための売り注文が先行し、日経平均株価(225種)は反落した。前日終値からの下げ幅は一時400円に迫った。前日まで2日連続でバブル経済崩壊後の最高値を更新した反動に加え、前日の米ダウ工業株30種平均が下落したことも投資家心理を冷やした。

 午前終値は前日終値比351円62銭安の3万0976円54銭。東証株価指数(TOPIX)は21.35ポイント安の2137.87。

 前日の米国市場では、連邦政府の債務上限を巡る関連法案が議会採決で可決されるかどうかが不透明なため、ダウ採用銘柄は売り注文が優勢となった。

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