“メタボ健診”受けて 受診率UPへ行政が呼びかけ 静岡県は国の目標に届かず

受診率が低いメタボ健診と言われる特定健診などを受けてもらおうと5月31日、静岡県や市が通勤時間の駅で呼びかけを行いました。

「健診お願いします。ぜひ受診してください」

県は6月を「健診受診強化月間」と位置付けていて、JR静岡駅では31日朝、県や市の職員ら約30人が通勤する人などを対象に健康診断を受けるようPR活動を展開しました。

いわゆるメタボ健診といわれる特定検診について、県内の2021年度の受診率は58.8%で、国が掲げる目標の70%に届きませんでした。

<静岡県健康福祉部 島村通子健康増進課長>

「健診は一番大事なのが、健診で何かあったら、そのあとの精密検査や保健指導を受けることが大事。健診を受けた後の行動を大事にしていただきたい」

県は6月中旬まで各地で呼びかけを実施する予定です。

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