イオンモール川口前川で県警キャンペーン、白バイ展示など親子にぎわう 自転車ヘルメ着用、施錠を呼びかけ

自転車乗用時のヘルメット着用を呼びかけた=川口市前川1丁目の「イオンモール川口前川」

 多発する自転車、オートバイの盗難被害防止と交通安全への意識を高めてもらおうと、埼玉県警川口署などは、川口市前川1丁目の「イオンモール川口前川」でキャンペーンを実施。同署員や地元ボランティアら約50人が参加し、交通安全に関するチラシなどを配布した。

 会場では自転車乗用時のヘルメットの着用を呼び掛けようと、買い物客が警察官に「自転車ヘルメットをかぶって、交通ルールを守ります」と宣言すると、アニメ「クレヨンしんちゃん」の反射材をプレゼント。白バイの展示や子供用制服の着用体験もでき、親子連れなどでにぎわった。

 同署によると、川口市内で発生した自転車盗難被害は昨年1年で1205件(前年比251件増)。うち、無施錠は723件だった。

 同署は「買い物など短時間の駐輪でも鍵をかけ、ワイヤー錠などによる二重ロックを徹底してほしい」としている。

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