総社の空き家 利活用はS―スタへ 月1回相談会、専門家が助言

空き家の利活用について相談を受ける専門家(左)

 総社市窪木の総社移住・創業サポートセンター(通称・S―スタ)は、空き家相談会を月1回開いている。売買や賃貸、リフォームなど、利活用に向けた悩みに専門家がアドバイスする。

 相談会は事前予約制で、センターを運営する吉備信用金庫や市の職員、司法書士、不動産会社の関係者らが担当。「誰も住んでいない実家を相続したが、管理が大変」「貸したいが何をしたらいいか分からない」といった申込時に聞き取った内容に対し、具体的な助言を行う。

 S―スタは2021年5月の事業開始から80件超の移住、創業相談を受け、昨年末までに29軒の出店をサポート。ニーズが多く物件が不足しつつあり、潜在する空き家の掘り起こしも目指す。

 相談会は奇数月の第3日曜、偶数月の第3木曜に開いている。次回は6月15日。申し込み、問い合わせはS―スタ(0866―95―2127)。

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