「ばらかもん」主演・杉野遥亮、宮崎莉里沙と共に五島列島でクランクイン

杉野遥亮が主演を務め、フジテレビ系で7月にスタートする連続ドラマ「ばらかもん」(水曜午後10:00、開始日未定)に、五島列島の分校に通う村一番の元気少女・琴石なる役で、宮崎莉里沙が出演することが分かった。さらに、撮影がスタートし、杉野と宮崎が物語の舞台でもある長崎県・五島列島でクランクインを迎えた。

「ばらかもん」は、日本一美しい海を擁するとも言われる五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(杉野)が、五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。タイトルの「ばらかもん」とは、長崎県・五島列島の方言で“元気者”を意味する。原作は「ガンガンONLINE」「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で2008~18年にかけて連載された、ヨシノサツキ氏の同名コミック。全18巻という長期連載に加え、スピンオフ漫画(「はんだくん」全7巻)も発行されるほどの人気を誇り、シリーズ累計1000万部超えを果たした。14年にはアニメ化、16年にはスピンオフ漫画もアニメ化された人気作だ。今回初めてドラマ化される。

宮崎が扮(ふん)するなるは、明るくたくましく、自由奔放でいたずら好きな、いつも笑顔の小学1年生。清舟のことを「先生」と呼び慕っていて、清舟の家に入り浸っている。なるの物怖じしない性格と柔軟な思考は、時に清舟へ生き方のヒントを与えることもある。

このほど、五島列島の雄大な自然に囲まれた空の下で迎えたクランクイン。杉野が演出の河野圭太氏らと細かい動きなどを念入りに確認しながら、撮影が開始された。その後、宮崎も合流して2人がそろうと、撮影初日にもかかわらず息ぴったりの様子を見せた。宮崎は、カメラが回っていないところでも杉野を「先生」と呼び、役さながらに慕っており、杉野を中心に終始和やかな雰囲気で初日の撮影を終えた。

杉野は「島に降り立った時の空気がすごい気持ちよかったです。車で島内を回っていても心地よくて、いい場所だなと思いました。ここで撮影できることが楽しみになりました」とやる気十分。「島で撮影できる日数も限られているので、その中でいいものをお届けできるよう、楽しい時間を過ごしながら作品にとっていい風が吹くように、いいスタートダッシュを切りたいなと思います。これから頑張ります!」と意気込んだ。

宮崎も「とてもうれしかったです! オーディションの時に“自分はなるだ”と思って演じたので、決まった時は本当にうれしかったです!」と喜び、共演する杉野については「最初に会った時は、緊張してあまりしゃべれなかったのですが、お菓子をくれたり、優しくしてくれたので大好きになりました!」とはつらつとした様子を見せた。

加えて、楽しみなシーンに海でのシーンを挙げつつ、「私は、なるを元気いっぱい楽しく演じますので、ぜひ皆さんも楽しく見てください! よろしくお願いします!」とアピールしている。

企画の上原寿一氏は「莉里沙ちゃんはオーディションの時から元気いっぱいで、まさに自由奔放ななるのイメージでした。髪を切ってもらって、ますますその印象が確信に変わりました。現場でもエネルギーいっぱいに走り回る姿に癒やされています。莉里沙ちゃんは、クランクインの演技の出来栄えは100点満点と自信を持っていたので、明日以降も期待したいと思います。いよいよクランクインをして、五島列島の自然の雄大さの中で撮影ができる喜びでいっぱいです」と話しつつ、「杉野くんと莉里沙ちゃんが、清舟となるとして演じている姿にも、終始ワクワクしています。視聴者の皆さまにも元気を与えられるようなエネルギッシュな作品にしたいと思っているので、応援よろしくお願いいたします」と2人のコンビネーションに期待を寄せている。

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