一歩進んで二歩後退。辛かったリハビリの日々を経て今シーズンの完全復活を期すロッテ種市篤暉!【ラブすぽ独占インタビュー】

もどかしかったリハビリの日々

千葉ロッテマリーンズの先発右腕、種市篤暉。青森県の八戸工大一高から2016年のドラフト6位で入団。3年目の2019年には早くも8勝を挙げた力強いストレートが魅力の投手だ。

トミー・ジョン手術を受けたのはその翌年の2020年。手術を決めた時の心境を問うと「今すぐに手術すべきって感じでもなかったです。ただ、今後の野球人生を考えて、20代で受けるのと30代で受けるのは違うと判断し、手術を受けることにしました」とのことだった。

ただ、手術後のリハビリは想像以上に過酷で、うまくいかない期間が長かったそうだ。一歩進んで二歩後退するようなもどかしい日々が、1年ほどは続いていた。計画通りに治っていかない。その焦りが当時は辛かったそうだ。

取材日:23年5月17日 協力:千葉ロッテマリーンズ インタビュアー:花田雪

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