ユナイテッドがネイマール争奪戦で優位に? 本人は前向きか

写真:Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドがパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール(31)の獲得レースで優位に立っているかもしれない。フランス『フットメルカート』が報じている。

2017年夏から6シーズンに渡ってPSGでプレーしているネイマール。今季は2月に行われたリーグ・アン第24節リール戦で足首を負傷し、3月に手術を決行し、リハビリ中となっている。

PSGとネイマールの契約は2027年6月までとなっているが、こういったケガの多さやネイマールの振る舞いをPSGは評価していないため、放出を検討しているという。

つい最近では、PSGがリーグ2連覇を決めた第37節のストラスブール戦にネイマールが帯同していなかったことが話題となった。優勝の喜びをチームメイトと分かち合うことなく、F1世界選手権のモナコグランプリを観戦していたことが問題視されている。

そんなネイマールに対し、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、ニューカッスルが関心を寄せているという。ユナイテッドはすでにネイマールの代理人にアプローチをかけているとのこと。

そして、ユナイテッドのオーナー交代劇もネイマールの去就に関係してくるようだ。現在カタール人のシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・サーニ氏が有力なユナイテッドの新オーナー候補とみなされている状況で、ネイマールはカタールやカタールの企業と深い関わりがある。そのため、シェイク・ジャシム氏がユナイテッドの新オーナーとなった暁には、ネイマールの獲得を推し進める可能性がある。

また、ネイマールにはサウジアラビアのクラブからもアプローチがあったようだが、ネイマールはこれを拒否したという。オールド・トラッフォードでプレーすることに心を惹かれているため、ユナイテッド移籍かPSG残留を有力な選択肢として考えているようだ。

いずれにせよ、まだヨーロッパに留まることを望んでいるというネイマール。プレミアリーグに挑戦する未来もあるのか。

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