電気料金値上げの中、家計の救世主に!? 注目の“節電家電”を取材!

あすから6月に入りますが、再び値上げの波が押し寄せます。その1つが電気料金です。家計の救世主となるかもしれない最新の“節電家電”を、家電量販店で取材しました。

燃料価格の高騰などを受けて、6月1日から実施される電気料金の値上げ。四国電力は、平均28.74%の引き上げを決めています。

電気代の値上げが家計を圧迫する中、節電家電の需要がより一層高まっているといいます。

愛媛県松山市内の家電量販店で、最新の“節電家電”について聞きました。まず初めにやってきたのは、冷蔵庫の売り場。

エディオン松山本店 河端勇気さん
「冷蔵庫の上にカメラが付いていまして、冷蔵庫の中の買ったもの、何か足りないものがあったら確認ができるようになっている」

こちらの冷蔵庫は、カメラを搭載していて、扉を開けると瞬時に中の食材などを写真で撮影。写真は専用のアプリで見ることができます。撮った写真を見たら、何があって何がないのか一目瞭然です。この機能を使えば、扉の開け閉めによる冷気の放出を抑えることができ、節電効果もアップ。

最新タイプだと省エネ設計もあり、15年ほど前と比べると、年間の電気代は半分ほどに抑えられるといいます。

さて、6月1日からの値上げでは、一般的な家庭で1か月に2155円の負担増加が見込まれています。家庭の電力消費量のうち最も多い約3割を占めるというエアコン。そのエアコンをサポートし、節電効果をもたらすのがサーキュレーターです。

こちらは、室内用の照明とサーキュレーターが一体化したタイプ。天井から空気を効率的に循環させることで、エアコンの設定温度を低くしなくても体感温度を下げる効果が期待でき、省エネに繋がるといいます。LEDを搭載しているため、電気代は一般的な照明器具と比べて半分以下で済むということです。

このほか、従来のものより電気代がかからないモーターを使用した音声認識機能付きの扇風機も、節電意識が高まる中で注目されているそうです。

エディオン松山本店 河端勇気さん
「節電効果の高い家電が大変人気になっている。やはりファミリー層も買い替えの検討に入っている」

値上げの波が押し寄せる中、家計の負担軽減策として“節電家電”の購入を検討してみるのも1つかもしれません。

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