赤く甘い実 鈴なり 上越市の矢代農園 サクランボ狩り3日から土日営業

 木之内グループ(上越市石沢、木之内克也代表)が運営する同市寺町の矢代農園で3日から、今年のサクランボ狩りがスタートする。園内では赤く色づいた実が成り、収穫を待っている。

今年も鈴なりに実ったサクランボ。「例年通りにおいしく実った」と、木之内代表も太鼓判を押す出来だ(5月30日)

 園内のサクランボは約400本。全体の8割を占める佐藤錦や、サクサクとした食感のナポレオンなど、8品種を楽しめる。今年は冬の後半から気温が高く、実の成長は例年より1週間程度早いという。2年前の大雪の影響は徐々に癒え、出来は例年並みとのこと。
 木之内代表(50)によると、ここ数年はコロナ禍の影響で近隣の客が多く、昨年は4日で900人が訪れたという。園内は混雑するため、マスク着用の協力や、はしごなどに登れる、しっかりとした靴の着用を呼び掛け。「今年も甘く、大きなサクランボが育った。早めに来るのをお勧めしたい」と話した。
 開園日は3日から18日までの毎週土・日(6日間)だが、実がなくなり次第終了となる。時間は午前9時から午後4時まで。入場料は1人500円(4歳以上)。もぎ取り分は100グラム当たり600円で量り売りする(園内での飲食禁止)。場所は国道18号の上箱井交差点付近。看板とのぼり旗が目印。
 問い合わせは同園(電025・524・2173、電090・3343・1934)へ。

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