呉市交際中の男性を殺害した罪に問われた女の初公判 無罪を主張

2021年12月交際していた男性を殺害した罪に問われている女の裁判員裁判で

被告の女は無罪を主張しました。

被告の女は2021年12月、呉市八幡町の集合住宅で交際相手の男性(当時39歳)の背中を

刃渡り約16cmの包丁で2回刺し、失血死させた殺人の罪に問われています。

5月31日の初公判で女は「殺すつもりはありませんでした」と無罪を主張しました。

検察側は「被害者の背後から2回包丁で突き刺している」などと井上被告に殺意があったことを指摘しましたが

弁護側は「被告は犯行直前に顔面を殴られており、正当防衛が成立する。

傷は正面から肩を狙ったもので肩ならば死なないと思っていた」と主張しています

裁判は6月5日に結審し12日に判決が言い渡される予定です。

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