6月2~3日に神奈川県内で大雨恐れ 高波への警戒も必要 横浜地方気象台

 横浜地方気象台は31日、大雨と高波に関する気象情報を発表した。神奈川県内は6月2日から3日にかけて前線が停滞し、広い範囲で大雨になる恐れがあるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけている。また、三浦半島の東京湾側では高波への警戒も必要としている。

 気象台によると、台風2号の北上に伴い前線が6月1~3日ごろにかけて西日本から東日本に停滞し、前線に向かって温かく湿った空気が流れ込む見込み。

 2日夕までの24時間に予想される雨量は、東部の多い所で50~100ミリ、西部は100~150ミリ。その後の24時間では東部が100~150ミリ、西部では100~200ミリを見込んでいる。警報級の大雨となる可能性もあるという。

 海上はうねりを伴った高波への警戒が必要だ。2日の波の高さは、東京湾(横浜・川崎)が2メートル、同(三浦半島)で3メートル、相模湾では4メートルと予想している。

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