新型コロナ新規陽性ケース発表中止

特区政府は5月30日、世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況に対する最新意見を参考にし、香港の状況、リスク、ウイルス変異状況を評価した後、重要性新型伝染病に対する対応スキームの下での対応レベルを「緊急」から「警戒」に引き下げた。これにより政府の対応構造も即時調整し、政府の部門を超えた対応作業を「緊急」下での行政長官主宰の「抗疫督導委員会」による指揮から、「警戒」下での医務衛生局による統括に切り替えた。衛生署衛生防護中心管轄下の緊急応変中心も運営を停止し、衛生防護中心はCOVID―19専門ホームページ「同心抗疫」でのPCR検査で確認された新型コロナ陽性ケースや新型コロナ感染による死亡ケースの毎日の発表を取りやめた。ただし観測データは引き続き「新型コロナとインフル速報」を通じて毎週発表する。

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