「全授業出席」の介助犬に名誉学位を授与 飼い主への献身的な働き認められる 米大学の卒業式

ある介助犬が名誉学位を受け取った。米ニュージャージー州で行われた大学の卒業式で、グレース・マリアーニさんの介助犬で、ラブラドールとゴールデンレトリバーのミックスである介助犬のジャスティンが、グレースさんの教育学の学士取得に合わせて、その献身的な働きを認められた。

ジャスティンはシートン・ホール大学でのグレースさんが受けた全授業に同伴し、その仕事ぶりを称える証明書が授与された。障がいを持つ子供たちの先生を目指しているグレースさんはジャスティンとこれからも共に生きていく意思を明かした。

同大学は、壇上で修了証書を口にくわえるジャスティンの動画をSNSにシェアし、こう綴っている。「シートン・ホール大学の学長、ジョセフ・E.ナイル博士が、ニュージャージー州マファから来たグレース・マリアーニの介助犬ジャスティンにシートン・ホールでのグレースの全授業への出席を称え修了証明書を授与しました」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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