トワイニングスの紅茶に消費者が激怒

日本でもおなじみの英紅茶ブランドのトワイニングスが、同社の人気商品を変更したことで、消費者から大きな怒りを買っている。「インディペンデント」紙が伝えた。

変わってしまったのは同ブランドの「ラプサン・スーチョン」。中国原産の茶葉で煙ったような独特の強い味わいを特徴とし、英国では昔からファンも多い。かつては故チャーチル首相も愛飲していたという。ところが、同ブランドのスポークスマンは「仕入れ値が高騰したため手軽な価格で届けられなくなったことからの苦渋の選択だった」と説明。ラプサン・スーチョンは「ディスティンクティヴィリー・スモーキー」という名の別のブレンドに生まれ変わったが、ファンによると「消費者を侮辱してる」味なのだとか。ほかにも、「まるでスイミング・プールの水」「ベーコンみたいな味」と、とにかく不評なことは間違いないようだ。

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