音鉄が選ぶ北陸新幹線駅の発着メロディーベスト3 心落ち着く富山駅が第3位【鉄ちゃんの○○3選】

 鉄ちゃんがそれぞれの得意分野で鉄道の魅力を語るコーナー。今回は、大学で音楽を学んでいる「音鉄」の半澤鈴之介さん(19)=福井県坂井市出身=に、北陸新幹線駅の好きな発着メロディーベスト3を決めてもらった。半澤さんがメロディーを“耳コピ”して演奏する動画や、現地で録音した音源をユーチューブの福井新聞チャンネルで配信中。

3位・富山駅

 心が落ち着く音楽といえば、オルゴールや水の音。富山駅ではその両方をイメージできるメロディーが使われています。富山地方鉄道や、あいの風とやま鉄道、JR西日本など、富山は鉄道の街といえるほど数多くの電車が走っています。いろんな電車を楽しんでみては。

2位・金沢駅

 石川県金沢市出身の音楽家中田ヤスタカさんの作曲で、今までにない発車メロディーです。「和」をイメージしつつ、新幹線らしいスピード感が感じられます。金沢駅は世界で最も美しい駅14駅に日本で唯一選ばれていて、メロディーもそれにふさわしいです。

1位・黒部宇奈月温泉駅

 曲のタイトルは「煌(きらめき)~水の都から~」。楽器の美しい響きから、水の都黒部だけでなく、雪国北陸をイメージでき、一番好きなメロディーです。このメロディーが流れる中で誰かを見送ると、涙がほおを伝うこと間違いなし?

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