福井県立恐竜博物館6月1日に観覧チケット販売開始 日時指定の事前予約制、7月14日リニューアル

大型スクリーンを備えた特別展示室のイメージ(福井県立恐竜博物館提供)

 7月14日にリニューアルオープンする福井県立恐竜博物館(勝山市)は、観覧などを日時指定の事前予約制とし、6月1日からQRコード付き電子チケットを同館ホームページで販売する。入館時の混雑緩和のためで、予約状況に応じて当日券も販売する。

 常設展、特別展、発掘現場の見学などができる野外恐竜博物館、リニューアルオープン記念イベントの恐竜ライブショーなど全てのチケットが事前予約制となる。常設展は6月1日に9月30日分までの販売を始め、10月1日以降は60日前から受け付ける。

 常設展の入館時間は午前9時から1時間刻み(午後4時からは最終入館時間の同4時半まで)で、各回1500人程度。入れ替え制ではないため、閉館まで観覧できる。7月22日~8月20日の繁忙期は入館時間を変更する。一般千円、高校生・大学生800円、小学生・中学生と70歳以上500円、未就学児は無料。

 同館のリニューアルでは3階建ての増築棟を整備した。銀色の卵形ドーム「小タマゴ」内には高さ9メートル、幅16メートルの大型スクリーンを3面備え、大迫力の恐竜映像が楽しめる。世界的にも珍しい全身の皮膚痕がほぼ残った草食恐竜ブラキロフォサウルスのミイラ化石を新たに展示する。

⇒全身に皮膚痕、ブラキロフォサウルスのミイラ化石を公開

 問い合わせは同館=電話0779-88-0001。

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