猫の死骸、住宅敷地に…住民女性が朝発見 まちづくり会館前でも夕方発見、地下に続くスロープ付近にも死骸

ふじみ野と川越で猫の死骸3匹 捜査する埼玉県警

 30日午後6時3分ごろ、埼玉県ふじみ野市大井の「うれし野まちづくり会館」で、地下駐車場に続くスロープ付近と建物前の路上にそれぞれ猫の死骸があるのを従業員の70代男性が発見。同僚が「猫の死骸が2匹ある」と110番した。翌31日の午前8時50分ごろには、川越市月吉町の住宅敷地内で、住民の50代女性が猫の死骸1匹を発見し110番した。

 県警生活経済課によると、二つの現場の距離は約8キロ。ふじみ野市で発見された2匹は顔面が損傷しており、川越市で発見された1匹は頸部(けいぶ)に損傷があったという。いずれも周辺で猫に関する遺失物の届け出はなかった。同課は人為的な関与があった可能性もあるとして、動物愛護法違反の事件と事故の両面を視野に関連などを捜査している。

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