それってあざとい? あざとかわいい!? ゴルフ女子の見分け方≪ファッション編≫

注目ゴルフ女子が教える「あざとい」と「あざとかわいい」の境界線6選

左から古田ちさこさん、Rumiさん、くるみっきーさん、山本茉央さん(撮影/落合隆仁)

女性のあざとい行動は、時にわざとらしく見えて嫌われる要因にもなるが、かわいさをプラスすることで最強のモテ要素「あざとかわいい」に変貌する。ゴルフ女子の間でもキーワードとなっているようだが、オヤジには違いがいまいち分からない。そこで「あざとかわいさ」を追求するゴルフ女子4人に集まってもらい、その違いを教えてもらった。1回目は絶妙な差がつくファッション編からスタート!

1. ノースリを着たときに胸元オープンかハイネックか

目立つ部分をあえて隠す、隠すから逆に気になる――。オトコ心をくすぐるアイテムを選ぶときこそ、その線引きが顕著に表れると語るのは、元人気ギャル雑誌『egg』モデルで現在ゴルフに熱を入れているRumiさん(@rumi_official_0616)。

ハイネックだからこその“脇チラ”は破壊力抜群とのこと(撮影/落合隆仁)

「脇(わき)をチラ見せできるノースリーブは、男性ゴルファーにウケのいい夏の最強アイテムです。ただ、あざとい女子は、胸の谷間も一緒に露出してしまいがち。あざとかわいい女子は、脇を見せるかわりにハイネックで首元を隠し、露出を下げることをしっかり計算します。あからさまにセクシーさをアピールする or しないで、女子の本性が見極められますよ」(Rumi)

2. タイト系をあえてクラブメーカーのブランドでそろえるか単にエロ過ぎか

露出しすぎてしまうのはNGだが、これからの季節は自然と露出は増えるもの。タイトなウェアでも好感が持てる子とあざとい子の違いは? そこで意外なアイテムを挙げるのは元HKT48メンバーで現ゴルフタレントの山本茉央さん(@mao_o918)。

脇の次は袖口“PXGチラ”(撮影/落合隆仁)

「タイト系のウェアだからこそ、スポーティで爽やかさを保つかエロすぎてしまうかが、あざとさの分かれ道。爽やかさを保つために、あえて男性も知っているクラブメーカーのブランドを選ぶときがあります。たとえば『PXG』のウェアをよく着るのですが、ウェアブランドとしてもかわいいものが多く、タイトなシルエットでもいやらしく見えない点がポイントです」(山本)

3. “絶対領域”をつくるのにニーハイかニーハイ風ストッキングか

ミニスカートやショートパンツとニーハイソックスの間に見える太ももを示す“絶対領域”。秋葉原のメイドカフェで見受けられそうなスタイルだが、この手法もゴルフウェアに取り入れるというのは、ゴルフだけではなく野球観戦、麻雀、サウナとオヤジ系の遊びを趣味に持つインスタグラマー古田ちさこさん(@chisakofuruta)。

ハイソックスに見せかけての…ビヨーン(撮影/落合隆仁)

「ミニスカートとハイソックスでつくる“絶対領域”は、男性から注目されるコーディネートのひとつです。ただ、“THE・メイド喫茶”みたいなあからさまなスタイルは、あざとすぎて引かれてしまう場合も…。私はニーハイソックス風ストッキング(肌色&白色タイツ)で太ももを隠し、アピール度を最小限に抑えています。“生脚”をあからさまに出すか出さないかでも、その子のあざとさが計れますよ」(古田)

4. “萌え袖”の上着がジャストかオーバーサイズか

ボディラインを出したかと思えば、あえて大きいサイズのウェアで攻める場合もあるというのは、Instagramフォロワー数2.8万人でゴルフ系YouTubeにも出演しているくるみっきーさん(@kurumickey_golf)。

コレコレ男が一発でキュンとする“萌え袖”(撮影/落合隆仁)

「デザインは同じですが、あえてトップスだけオーバーサイズのメンズ服を選ぶコーディネートが、あざとかわいいスタイルです。裾の下から少しだけはみ出るスカートがポイントですが、袖口からちょこっとだけ手を出す“萌え袖”をアピールしすぎるのはアウト。最初から大きなサイズで自然にかわいく見えるか、ジャストサイズなのに袖を伸ばして頑張って見せるかは、大きな違いです」(くるみっきー)

5. スイングで揺れるアイテムがブラブラかヒラヒラか

スイングのたびにスカートがヒラヒラ揺れ、走っている際に髪がヒラヒラと舞えば、注目度アップ間違いなし! そんな揺れるものに男性の目は引かれるという説を実践しているという彼女たち。揺れるものは必須というが、問題はその数だという。

スカートひら~り♪が計算だったとは…(撮影/落合隆仁)

「袖がプリーツになっているスカートは、あざとかわいさを主張できるMAXアイテム。ヒラヒラした小物を単にブラさげているのではなく、スカートの形状そのものがヒラヒラしたデザインであれば、好感の持てるあざとかわいいポイントになります」(古田)

「昨年からポニーテールがトレンドとなっていて、大きめのリボンを付けることで、あざとかわいく見せることができます。ただ、揺れるものをいっぱい集めればいいと勘違いして、リボンや紐をいくつもブラブラさせているのはNG。揺れるものが多ければいいという問題ではありません」(Rumi)

6. カラー選びでピンクピンクピンクかモノクロを挟むか

なんでもやりすぎは禁物ということが分かったところで、最後はカラーリングの問題。男性ゴルファーが暗い色が多いことを計算し、明るい色味を取り入れているという彼女たちだが、そこにもあざとさの境界線があるという。

一緒に回る男性の好みをSNSで事前チェックしてウェアを選ぶというくるみっきーさん(撮影/落合隆仁)

「冬の時期に寒くなるとホワイトを中心に選びます。レッグウォーマーなどの小物も含め、白で全身をまとめるセッティングは冬場に映える定番スタイル。明るく攻めようとしすぎて、赤や黄色の目立つものを選ぶと、ただのあざとい女子になってしまいます」(Rumi)

「明るいカラーを選ぶ際、パステル、薄〇〇色、主張しすぎないものを選ぶように心がけますが、意外とモノクロもウケがいい。あざといだけの子は毎日ピンクピンクピンク…。一日だけのカラーセンスで判断せず、何度か一緒に回る際の着回しもチェックしてみましょう」(くるみっきー)

男子諸君、「あざとい」と「あざとかわいい」の違いは分かっただろうか。胸や太ももの露出、ブラブラ、ピンクピンク…と過度なアピールは単なるあざとさにつながってしまう模様。だが、正直その差はかなり微妙…。実際の見極めは、高速グリーンのライン並みに難しそうだ。(編集部・内田佳)

撮影協力/平川カントリークラブ(千葉県)

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