牛乳の日、訪日客へプレゼント 濃厚な味、海外へ広めたい

成田空港で牛乳を受け取った訪日外国人客=1日午前

 日本の牛乳は濃厚な味でおいしい―。北海道産を中心にアジアなどで人気が高まっている牛乳のさらなる輸出拡大につなげようと、業界団体のJミルクが1日、成田空港で訪日外国人客に牛乳製品をプレゼントした。この日、マレーシアから母親と旅行で訪れたアリー・チューさん(28)は「帰国したら友人にも広めたい」と笑顔だった。

 1日の「世界牛乳の日」に合わせた取り組み。常温でも飲める200ミリリットルのパック入り牛乳を、2日までに約7200人に配布したい考えだ。

 業界団体や政府は、国産牛乳の魅力を伝えて、近隣で輸出しやすい香港や台湾、マレーシアなど6カ国・地域への浸透を目指す。

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