再エネ、23年に最大の伸び IEA予測、代替供給源

 【ロンドン共同】国際エネルギー機関(IEA)は1日、再生可能エネルギーの発電容量が2023年に世界全体で約442ギガワット分増加するとの予測を公表した。過去最大の伸びになるという。ロシアによるウクライナ侵攻の影響でエネルギー安全保障の重要性が高まっており、化石燃料に代わる電源として増加が見込まれるとした。

 けん引するのは太陽光発電で、全体の3分の2近くを占める約286ギガワット分が増えると予想した。陸上の風力発電は22年まで2年連続で伸びが鈍化したが、23年は7割増と過去最高になる約107ギガワット分拡大するとみる。

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