【警報級の大雨】「災害危険度高まる恐れ」6月2日から3日にかけ台風2号の影響…静岡県内にも(気象台)

日本の南にある台風2号の影響で、静岡県内では警報級の大雨となる見込み。気象台は6月2日から3日にかけて、大雨による災害の危険度が高まる恐れがあると説明している。

1日朝、南伊豆町の漁港に訪れると、台風に備え船を陸に避難させていた。数日前から10隻以上をロープやワイヤーで固定したという。

静岡地方気象台によると、大型の台風2号の影響で2日から3日にかけて梅雨前線が本州に停滞する見込みで、警報級の大雨が予想されている。気象台は、この大雨により県内にも影響が予想されるとして説明会を開いた。

台風2号は、3日の午後に最も県内に接近する見込みで、2日から大気が不安定な状態となり、雷を伴う激しい雨や局地的に非常に激しい雨が降るところもあると予想されている。また、2日から3日にかけて最も大雨による災害の危険度が高まる恐れがあるという。

気象台は土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水などに警戒するよう呼び掛けている。気象台は「台風が直撃するわけではないが、前線の影響で県内全域でまとまった雨が降る」と説明している。

災害の危険度が高まる恐れがあるという今回の大雨について「新静岡セノバ」前から伝えてもらう。松浦さん。

(気象予報士 松浦 悠真 解説)

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