5月の国内新車販売25%増 9カ月連続プラス

 5月の国内新車販売台数は前年同月比25.0%増の32万6730台だった。9カ月連続で前年同月を上回った。前年に半導体や部品不足で台数が落ち込んだ反動が要因。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表したデータを集計した。

 軽自動車以外の自動車(登録車)は28.1%増の20万6663台となり、5カ月連続で対前年同月比2桁増となった。ただ、5月単月の台数としては、直近20年で下から6番目の水準という。最大手のトヨタ自動車が31.7%増の10万6935台で全体を押し上げた。日産自動車は29.9%増の2万723台、マツダは約2.7倍の8979台だった。

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